スミカプロジェクト 見学

宇都宮に行った目的は、東京ガスさんのスミカプロジェクト。
4名の建築家の実験住宅を案内して頂きました。

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伊東豊雄さん設計のパビリオン。

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樹の下に集うことをイメージした空間。
集成材で出来た骨格が割と柔らかな印象で
中にいると結構落ち着けました。

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西沢大良さんと藤本壮介さん設計の住宅。

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西沢さん設計の住宅の内部。
透光する屋根にとことんこだわっているようですが、
ちょっとプラスチックな素材感が個人的にはダメでした。
家の中に芝生の庭があったのはびっくり。面白かったです。

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藤本さん設計の住宅。
鉄板でできた箱が重なってその屋根の上から樹が
生えているという異様な光景。

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階段を上りきった頂上の景色。
樹に埋もれたあちこちにはしごでしか行けない
ような小さな空間がいっぱいあって
まさにツリーハウス。
住宅というよりは、遊具に近いです。

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藤森照信さんの住宅。
2階から跳ね出して、樹が生えているところが茶室。

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間取りは割とまともで、2階のこの子供部屋なんかはかなり快適です。

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茶室へのにじり口。これもまたツリーハウスですね。


全体を通してのこのプロジェクトのコンセプトとして
住宅以前の、樹とか森とか洞窟とかの原始的な
居住空間を現代の住宅に再現しようとしていると
感じられましたが、やっぱり午前中に見た
大谷資料館の方が本物の純粋な原始空間でした。

2009.08.30 | | Comments(0) | 建物

大谷資料館 潜入

宇都宮に行く機会があったので
噂に聞いていた「大谷資料館」に行って来ました。

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大谷石の岩の塊。巨大な彫刻のようです。

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地下の採掘場跡。
気温は12℃ということで寒いです。

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大きすぎてスケール感が伝わらないかもしれませんが、
天井の高さは30mくらいはあるんじゃないかと思います。

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地上に開いた孔から外の光がうっすら漏れ落ちてきてます。
アートですね。

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地下にこんな巨大で荘厳な空間があるとは。

感動!

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岩を削りだした観音様。

2009.08.30 | | Comments(0) | 建物

県営一宮団地

丹下健三が設計した団地が高松にあるらしい
ということで、こんぴらの帰りに探してきました。

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雁行の美学。

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外観から想像するに、1+2階メゾネットの上に
2+3階メゾネットが重なっているのではないかと。

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かなり大規模な団地で、延々と住棟が雁行しつつ
取り囲む様相はまさにシュールな光景でした。

2009.08.29 | | Comments(0) | 未分類

こんぴらさん参り

香川ではこんぴらさん参り。
多分20年ぶりくらいです。



ここから階段を700段以上上ります。

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書院。

円山応挙のすごい襖絵がたくさん見れます。
ちょうど金刀比羅宮文化顧問の田窪恭治氏が
椿の壁画を描いているところが公開されていて
真後ろでじっくり見れました。
ここはオススメ。

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途中にある、新しく出来たカフェで休憩。

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初めて見る床の仕上げが錆鉄の鋳物ブロック。
これも田窪恭治氏の作らしくて、文鎮?としても
1ヶ2800円でお土産コーナーで売ってました。

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本殿手前の急階段。

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本殿から望む讃岐平野。讃岐富士と瀬戸大橋が望めます。

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本殿の立派な茅葺の入母屋。

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鈴木了二氏設計の建築の一つ、神札授与所。

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緑黛殿。

大地を大胆に切り込んでます。
難解ですが、なぜこうなっているか、、深読みを誘う建築です。
設計業界での評価の高さもわかる気がします。

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鉄骨柱に木造の屋根。
違和感なく溶け込ませてます。

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正面は絵馬殿。面白い建物です。

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まるで空中都市みたい。



こんぴらさんに上るには片道約30~40分。
みなさんにもお勧めします。

2009.08.28 | | Comments(0) | 未分類

直島に寄り道~帰郷

犬島から直島へ渡る。


SANAA設計のフェリーターミナル。
全世界中に地域性関係なく同じテイストの建築を
つくるので直島にはもっと別の建物の方がいい
ような気がしますが、良く見ると結構機能的で
うまく出来てます。


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直島には3時間ほどしか滞在できなかったので
家プロジェクトのまだ見てない作品を中心に廻ってみました。

バス便がちょうどなくて家プロジェクトまで徒歩30分。
途中の石井和紘氏が設計した公共建築もまだ健在。

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幼稚園に

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小学校に



町役場。

小学校は石井氏がなんと26歳のときの作品らしい。

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大竹伸朗氏の「はいしゃ」
同じアーティストによる「直島温泉」という施設が
新たに出来ていたらしいですがノーチェック。

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「石橋」

ボランティアガイドの地元のおじさんが英語でイタリア人(らしい)に
作品を説明してました。

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途中の民家

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「碁会所」

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「きんざ」

休館中。

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「南寺」

整理券がなくて入れませんでした。

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民家の外壁

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「角屋」の窓のデジタル時計

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直島に行くのも5回目くらいですが、年々作品も多くなって
来客もすごく増えてます(特に学生の団体が多い)。
1軒しかなかったカフェも急に5軒くらいに増えてました。
来年は「瀬戸内アートフェスティバル」というのが開催される
らしくて近隣の島にも負けじとどんどんアート作品が
増えるみたいです

昔の、アートを真剣に見に来る人しかいなくて落ち着いて
見れた時代の方がよかったかも。。


直島から四国に渡ってこの旅はこれで一旦終わりです。



2009.08.27 | | Comments(0) | 建物

犬島へ。

この旅のハイライト、犬島へ。

最寄り駅から港まではバスで40分くらい細い山道を
通っていくのですが(犬島目当てのお客さんでほぼ満席)、
運転手のオジイちゃんが岡山弁で喋りっぱなし。
運転席の近くに座ってたのでずっと話し相手に。

昔々、源平合戦で敗れた落武者が海賊となって
犬島にいたそうで、岡山のお城によく攻めこんできたそうです。

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港から小さな船で。

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5分ほど船に揺られて犬島に上陸。

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この島に残された精錬所の廃墟を再生して利用した美術館です。

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新しい石積み部分とガラス張り部分の下が美術館。



地下では一人の作家によるアート作品が3点ほど見れますが
なかなか見ごたえありました。(タレル風)

煙突を使った換気や地下の安定した室温を活かすことで
機械空調を一切しないという施設のコンセプト。
アートと歴史遺産、街の再生、そしてエコロジーを生かした
再生計画。かなり深く考えられています。

但し、地下にいるときよりも地上で感じる瀬戸内の風の
方が何倍も快適でした。


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これは発電所の廃墟。

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石切り場の跡の池。

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銅鉱石から胴の成分を抽出したあとの廃棄物であるスラグを
利用してつくられた「からみ煉瓦」というもので作られているそうで、
溶岩のような質感です。

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くずれかけている煙突。円柱の煙突に比べて多角形柱の煙突の
方がもろいらしい。

アートも、新しく作られた施設も悪くないですが、この島は
やはり残された廃墟の存在感が圧倒的でした。

また行きたいと思います。


2009.08.26 | | Comments(0) | 建物

岡山市内~倉敷

閑谷学校をあとに、岡山市内へ。

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またチンチン電車に乗って、

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前川國男設計の林原美術館。

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建物は少し期待外れ。
地元の企業所有の美術館らしいです。
平家物語の絵巻の展示中で一見の価値有。
お客さんも結構入ってました。


そして、この日の宿のある倉敷へ。

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美観地区。

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大原美術館。
この日はゆっくり見れませんでしたが、
あちこちに分館があって規模が大きく、
結構すごい作品があったりします。

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アイビースクエアで眠気と闘う猫。

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丹下健三設計の倉敷市立美術館(旧倉敷市庁舎)。
すでに閉館してて入れませんでした。

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そしてここがこの日の宿の倉敷国際ホテル。
浦辺鎮太郎の設計です。

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コンクリート打放しの屋根風?外壁部分が白く
塗装されてしまっていたのが最近の改修で元に
戻されたそうです。



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翌日最終日の犬島上陸を控えて就寝。

2009.08.25 | | Comments(0) | 未分類

閑谷学校へ

早起きして大阪から山陽本線の「吉永」という
小さな駅へ。とっても長閑なところです。

ここには一度行っておかなければならなかった
「閑谷学校」があります。

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この日からは一人旅。
1時間に1本もないバス(乗客は私一人)の
運転手のオジさんに、受付のお姉さん、
ボランティアガイドのオバちゃん、庭の手入れをしている
オジさん、、みんな気さくに話しかけてくれます。

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この日は朝から天気も良くて、
なんだかとってもヘブンリーな場所。

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有名な石塀。

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クリストの「Runnning fence」という作品が
ありましたが、まさに塀が野を駆け巡って
いるような印象をうけました。

紅葉の季節にはお客さんが溢れかえるそうで、
また別の季節にも行ってみたいと思わせてくれる
素晴らしい場所でした。




2009.08.24 | | Comments(0) | 未分類

大阪の夜

串カツを食べたい!と新世界へ。

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通天閣、思ったより巨大でカッコ良いです。

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串カツ、うまい!です。

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スマートボール。繁盛してます。

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暮れゆく大阪の街。

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ビリケンさん。



なんばに戻って、道頓堀へ。
くいだおれ人形はまだ健在でした。

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グリコ!

翌日も早起きして、岡山を目指します。


2009.08.23 | | Comments(0) | 遊び

大阪ミナミ

チンチン電車で大阪ミナミ方面へ。



コケに包まれているのが、法善寺横丁の
「水掛不動」だそうです。

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移転のため取り壊しが決まっている村野藤吾作の「新歌舞伎座」。
唐破風のウエハース状態が最高に格好良いのですが、
すでに営業してなくてライトアップされた姿がみれなくて残念。
これを壊すとは、もったいない。

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なんば近くの「日本工芸館」。
少し気になっている浦辺鎮太郎作品をこの旅で
いくつか見ましたが、屋根のような壁の重なり
具合が絶妙。
休館日で入れませんでした。

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2009.08.19 | | Comments(0) | 未分類

聖地へ

平等院を後にして、
おそらく小学校の修学旅行以来の奈良へ。
初めて見る(と思う)法隆寺。



天気が悪くて残念。
青空を背後にそびえる五重塔が見たかった。

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光がないと日本建築に肝心な陰影も感じられないですね。。

この日は朝から大阪在住の友人と2人で行動してたの
ですが、ここで休憩して昼御飯。そして大阪へ。

大阪市内(難波)に宿を取ってあったのですが
その前に寄らなければならないところが。

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はじめて実物を見る安藤忠雄氏の「住吉の長屋」。

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学生時代には相当な影響を受けました。
もうすでに築30年以上の建物。両隣も建て変わっていて
新築時の長屋の狭間に食い込む強烈な印象はないですが
それでも感慨ひとしお。

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裏側のファサ-ドも少し覗けました。
さすがにちょっと汚れてます。

2009.08.18 | | Comments(0) | 建物

宇治にて世界遺産を見る

夏休みの帰省途中に2泊して関西と岡山で
いくつか建築巡りをしてきました。

まず初日、早朝の新幹線に乗って京都から
在来線の奈良線で宇治へ。



京都へは数回行ってますが、
地味なこの辺りは初めての訪問。
この街には世界遺産があります。
まずは10円玉で御馴染の平等院へ。
西暦1054年築の鳳凰堂。
あまり期待はしていませんでしたが
かなり感動します。

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築1000年近い建物。建物全体が流木の
ような古びた質感となっていてミイラのような建物。
すごい存在感を感じさせます。
内部にも入れたのですが、中にある阿弥陀如来坐像と
いう仏像もすごかった。。

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同じ敷地内にあるこちらの平等院ミュージアムという現代建築の
方が本当は目当てだったのですが、あまりピンときませんでした。

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なんとなく風情のある宇治川をわたります。
後に岡山で見る平家物語の絵巻にてここが
合戦の舞台となっていたようで、、今まで
あまり興味がなかった歴史にも少しは興味が
湧いてきそうです。

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河を渡ってすぐにある宇治上神社。
平等院と違ってほとんど観光客もいませんが、
ここも世界遺産。
本殿は日本最古の神社建築で
西暦1060年ごろに建てられたらしいです。

↑これは本殿の手前の拝殿。
茅葺屋根の反り具合がなんともたまらないですね。。

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そしてこれが本殿。
風格ありすぎです。

2009.08.17 | | Comments(0) | 建物

夏休み

2009.8/8(土)より8/16(日)まで事務所は夏休みとさせて頂きます。

いまのところの予定は、実家(四国)へ帰省する途中に
関西、岡山方面の建築をいくつか巡ってくる予定です。
また報告します!

2009.08.07 | | Comments(0) | 未分類

片瀬海岸の家

まだまだ計画段階の「片瀬海岸の家」
奥行の長い旗竿敷地の、ほぼ平屋の家です。



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2009.08.06 | | Comments(0) | 仕事

サッシ入る

三ツ境の家」。

防水紙を張ってサッシがやっと入りました。

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2009.08.05 | | Comments(0) | 三ツ境の家

埋め木

「S邸リフォーム」

大工さん渾身の、床柱の埋め木が完成してました。

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2009.08.05 | | Comments(0) | S邸リフォーム

郵便受

佐助の家」の地盤調査に少し立会い。

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更地だったとなりの敷地でも工事がちょうど始まっていて
面識のある建築家と工務店による家が建つみたいです。

そのままのんびりと江ノ電に揺られて建て主さんとの打合せに江ノ島へ。
夏を感じます。なんだか人が多いなと思ったら今日は江ノ島の花火大会の
日でした。

道すがら、別件で考えなければと思っている郵便受のデザイン採集。
皆さん結構凝ってます。

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2009.08.04 | | Comments(0) | 現場

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プロフィール

ミズグチ

名前:ミズグチ

誕生日:1967/7/22

血液型:O

出身地:香川県

性別:男性

職業:建築家

HP:水口建築デザイン室

趣味:音楽、読書、建築探訪、美術館巡り、シーカヤック、フットサル

自己紹介:

建築を創ることの魅力に取りつかれて早幾年。大小様々な建築の設計を経験の後、住宅を創造活動の中心とすべく独立。現在、横浜、湘南方面を中心に全国で活動中。個人の住宅を中心に、いろんな「夢のカタチ」をあちこちに描いてます。


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